現在、城西病院では月曜日の午後にリウマチ専門医が診療にあたっております。 我々は東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センターに所属していますので、 入院治療や関節リウマチ以外の膠原病の患者さんには東京女子医科大学をご紹介いたします。
関節リウマチかもしれないと悩んでいる方、関節リウマチの治療で遠くまで通院されている方など、 城西病院にぜひ受診してみてください。しっかりと対応させていただきます。
現在、城西病院では月曜日の午後にリウマチ専門医が診療にあたっております。 我々は東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センターに所属していますので、 入院治療や関節リウマチ以外の膠原病の患者さんには東京女子医科大学をご紹介いたします。
関節リウマチかもしれないと悩んでいる方、関節リウマチの治療で遠くまで通院されている方など、 城西病院にぜひ受診してみてください。しっかりと対応させていただきます。
関節リウマチは、いまでも原因がわかっていない関節の病気です。手や手指の関節に痛みと腫れが生じることから病気は始まっていきます。
時には、肩、膝、足のゆびの関節の痛みから始まることもあります。
つまり、ぶつけたとかひねったとかの外傷が無く、レントゲン検査で骨折などの整形外科の病気がなければ、関節リウマチの可能性があります。
しかし、年齢的に軟骨が減ってしまった結果、痛みがでてくる病気との鑑別が必要となります。
血液検査では、リウマトイド因子と抗CCP抗体を測定します。これらの検査は、関節リウマチに特異性が高いとされています。
つまり、検査が陽性であれば関節リウマチを疑うこととなります。
また、関節リウマチは、関節のなかにある滑膜という部位に炎症が起きて、関節炎を引き起こすと考えられています。
そのため、炎症反応の指標である“CRP”が陽性となり、滑膜炎の指標である“MMP-3”も陽性となります。これらの多くの検査を行い、総合的に関節リウマチを診断することとなります。
早期に診断して治療を開始することが重要です。治療としては、抗リウマチ薬といわれる飲み薬で行われます。抗リウマチ薬は、いろいろな副作用があります。
頻回に検査を行い、副作用が起きないかどうかを見極めながら、治療を進めることが重要です。抗リウマチ薬という飲み薬で治療を行っても、症状が改善しない患者さんがいることがわかっています。
その場合には、注射剤での治療が推奨されています。注射での抗リウマチ薬は、生物学的製剤と呼ばれていて、関節リウマチで関節破壊の進行に関わっている物質を抑制する働きを持っています。有効率が高いことと効果がすぐに現れることが特徴です。
免疫抑制効果が高いため、非常によく効きますが、免疫が落ちてしまうという弱点も有しています。これらの治療を行うことにより、現在では、80%以上の患者さんの活動性を抑えることができるようになっています。
★:予約診療
()内:専門、備考など
※ピンク字は女性医師の診察になります
午前(9:00~) | 午後(13:00~) | |
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月 |
川口鎮司(13:30~)★ |
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土 |
川口鎮司(第1・3週)★ |
※ピンク字は女性医師
川口鎮司
所属学会
日本リウマチ学会、日本内科学会
専門分野
日本リウマチ学会:指導医・専門医、日本内科学会認定医・総合内科専門医
備考
東京女子医科大学医学部 膠原病リウマチ内科学講座 臨床教授